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トントン




「なに?」




明らかにイラついている萌南の声





「話があるの。入るね」





そう言って、萌南の返事を待たずに部屋に入った




「なんか用なの?早く出て欲しいんだけど」





冷たい声だった




「萌南、ごめんね。私が悪いよね?私がしっかり自分の気持ち言わないからこうなったんだよね?私、萌南と違ってバカだから、
自分の気持ちにすぐ気づけないし、萌南を傷つけちゃった。本当にごめんね。」




ポロッと涙が落ちた




「……なんで?」





「え?」





「……なんで、萌愛が謝るの?私が、萌愛に
無理やり、協力させたんだもん。私が悪いんだよ。私はさ、1つに集中すると、ほかの事が見えなくなっちゃうから、萌愛の気持ちを、全く考えていなかった。私こそ、ごめんね。」




「そんな事ないよ!萌南優しいもん」




「萌愛〜!ありがとう!」




2人で、泣いた