記憶の欠片




「もう、違いますから!柊いこっ!」




私は柊と一緒に病院をでた。





「なに話してたの?」






「ちゃんと薬飲みなさいだって」





「それだけ?」





「うん。それだけ」





それから柊と他愛もない話をしながら家まで送ってもらった。





「わざわざ、ありがとうね」




「いいよ」




「それじゃあ、また明日ね!」






家に帰ってからお風呂に入って、部屋に行った。





それにしても、病院でみたのって夢?




それとも柊との記憶?



「あー!もう、わかんない。よし!勉強しよっ!」






勉強道具をだして、考え出して5分。





「やばい。わからなすぎる…」





私は隣の家に勉強道具を持っていった。