もう… 明るくなんかできんかった… 溢れそうな涙を 精一杯止めるので必死だった 「あたしとの電話… いやですか……?」 「いや… ごめん。まだ仕事あるし…」 これ以上電話は無理…。 いや………… 「仕事されます?」 「うん、ごめん」 「分かりました!ぢゃっ」 【ガチャ】 ツーツーツーツー―‥ しばらくその音を聞いていた。 8分44秒の電話… 想像と全く違った 9月1日が終わった―‥