木曜日。 学校に行っても辛いだけだった。 学校に行ってすぐに 谷口先生に会った。 泣き腫らした目を見られないよう 下を向いて歩いていた… だけど 腕を捕まえられた―‥ ドキッ 谷口先生を見ることも出来ずに 走って逃げた。 腕はすぐに離れれることが出来た 谷口先生は 「朝倉…」 そう呟いていた。 谷口先生とは… 今は話したくないよ… 人のせいにしちゃいそうで… そんなことをしたら 自分をもっと嫌いになるって 分かってる。 お願いだから 話したくない… 近づかないで…