優しい白衣の彼


必死に頭を左右に振ってやりたくないアピールするけど、準備は終わっていて


「はい、これもってね」


スイッチを押されて、白い蒸気が出てきた。

「しっかり口に当てて」



「ちょっ…ゴホゴホッ」


抑えられて、無理やり吸入させられた。



終わった頃には、ぐったり…



「また昼に来るからね。逃げたりしないでよ」



「来なくていい…」



「ちゃんと来るから安心して待ってて」



布団を肩までかぶってそっぽを向いていると、2人とも病室から出て行って静かになった。


また吸入か…

嫌だな…


病院に入院していること自体嫌だし…