「あの先生…」



「ん?どうしたの?」



「この間会ったときのこと忘れてください」



「脱走してたときのこと?」


思わず顔が熱くなる。

きっと顔真っ赤だ…


「っ…それです。くれぐれも内密に…」



「フフッいいよ。2人だけの秘密ね」



「はい!ありがとうございます」


ペコッと頭を下げて、持ち場に戻った。



よかった~…
 
それにしても、2人だけの秘密って…