優しい白衣の彼


鞄をあさるけど、薬を入れているポーチがない…

あれ?


朝入れなかったっけ?



「ん?どうしたの?」



「あっ、えっ、なんでもない」


鞄を机の横にかけて、普通にした。



ヤバい…

吸入器まで家に置いてきちゃった??



まぁ、大丈夫でしょ!

イケルイケル!!


「本当に大丈夫?」



「うん!問題ないよ」



「そっか、あっ1時間目移動教室だから行こう」



「うん!」


音楽の教科書を持って、果南と一緒に教室を出て音楽室に向かった。