ご飯を食べ終えて少しだけスマホを眺めていると

コンコン

「はーい」

響紀かな?


ガラッ

「琴ちゃんお待たせ~」

やっぱり響紀だ。しかもテンション高い…



「琴ちゃん!!今日俺頑張ったよ」



「そっかぁ、お疲れさま。疲れてない?大丈夫?」



「疲れたから癒して」

ギシッ

響紀がベッドに腰掛けたから、少し横にずれた。


「約束…覚えてる?」



「え~…なんだっけ?」

覚えているけど恥ずかしい。


「僕頑張ったんだけどな…」

そんなしょぼくれないでよ。

分かったよ。

やれば良いんだよね?簡単だよ!!


「響紀目閉じててよ」



「えー…」



「閉じてくれないとヤダ」