っ!?

響紀落ち込んだのかと思ったのに、ニコニコしてる…

「響紀そろそろお仕事戻らないと」



「んー…自信持てないと、仕事行けない」

駄々っ子のようになってる…

このままお仕事に行ってくれなかったら、皆困るだろうし…


もしかしたら本当に落ち込んだりしているかもだし…


「目瞑ってよ」



「えー」



「瞑ってくれないとヤダ」



「分かったよ」

目を瞑ったのを確認して、唇の少し横にキスをした。



「これで良い?」



「んー…物足りない」



「それじゃあお仕事しっかりしてきたら、唇に…キス……するよ」

うぅ…恥ずかしい。

響紀めちゃくちゃニコニコしているし…


「分かった!!お仕事頑張ってくるね!今日は定時で上がれる予定だから、仕事が終わったらすぐに来るね」


スクッと立ち上がって白衣を整えて

「行ってくるね」物凄い速さでピューンと病室から居なくなった響紀。



「いってらっしゃい」

一応元気になったのかな?