優しい白衣の彼

「はいはい」


気づいたらもうロビーに着いていた。

寂しいな…


「じゃあまた今度、次は有樹も連れてくるね~」



「うん、楽しみにしとく」



「バイバ~イ」



「バイバイ」

果南の背中が見えなくなるまで、手を振って見送った。

次は藤原も来てくれるのか~

病室が賑やかになりそう。



病室に戻ると特にやることも無いから、ベッドに座ってボーッと点滴が落ちるのを見ていた。