「うん。皆居残ってケホッ準備しているってケホケホッ」



「咳出てきたし、お話はやめようか」

もう行っちゃうのかな…

もう少し一緒にいたいな…



「琴ちゃんが眠るまでここにいてもいい?」



「うん!」



「よかった」

ニコッと笑う響紀が可愛すぎる。


あれ?
今更だけど私髪の毛ボサボサだし、目もしっかり開いてない。




ベッドの横にあるライトの灯りがついてるだけで回りは暗いけど

絶対ちゃんと見えてるよ…


本当に今更だけど

バッ


頭まで布団をかぶった。



「琴ちゃん!?苦しくなるから布団から頭だして」



「嫌…」



「寒いの?」



「ケホケホッ違…う」