「琴ちゃんも来る?着替えに行くだけだけど」



「待ってます!」



「分かった、早めに戻るから少し待ってて」


駐車場に車をとめて、響紀は走ってロビーにはいっていった。


それにしてもここのマンション凄すぎ……

駐車場にとめてある車を見ると、私でも知っている高級車がちらほらと…



車の中から、駐車場の車を見ていると

「お待たせ」


響紀が着替えを済ませて戻ってきた。


さっきまで着ていた服は、病院に泊まり込みした時用の予備の服らしくて

ちゃんとした服で、デートしたいと言われて、ここに寄ったわけでー……


「かっこいい……」


さっきの服も充分オシャレでカッコ良かったけど、

今はその倍かっこいい。


黒縁メガネも相変わらず似合っているし。


「琴ちゃんは、可愛いよ」

チュッ


「へっ?」



「さぁ、プラネタリウムに行こうか」