優しい白衣の彼


「ねぇ、教えて?それともキスされたい?」


ジリジリと近づいてくる響紀から逃げるように少しずつ後ろに下がっていく。

…!?

壁際まで追い込まれて、逃げ場が…



「早く教えてよ?」



「っ~…それは、響紀の事…だよ……」



「フッよく出来ました。チュッ」


ほっぺ…ね…

そうだよね。どこにキスするかなんて言ってなかったし。


「もっとキスして欲しい?」

あれ?

いつもとちょっとキャラ違くない??


実はこんな感じなの?


もっと、のほほーんとした感じだと思っていたけど…あれ??


私が固まっていると、響紀がメガネを外して近くにあったテーブルに置いた。


「物足りなかったんでしょ?」



「えっ……ん!?っ…」

これキス?

舌がはいって、って、お酒の匂いっ。


完全に酔っ払ってるじゃん!!