優しい白衣の彼



「…終わらない」



「この量ハンパないわ」



「俺もう疲れた」


あれから3時間

途中から藤原も手伝ってくれているけど全然抜き終わらない…


いくら何でも多すぎる…

「有樹は休んでばっかで、やってないでしょ!」



「今から本気でやるよ」

藤原の本気って、大抵口だけ…

まぁ手伝って貰っているから良いんだけど…


「2人とも時間大丈夫?」



「私はまだ大丈夫だけど、有樹はそろそろバイトでしょ?」



「っ、そうだ!!急いで行かなきゃ」 



「藤原ありがとね」



「おう!最後まで出来なくてごめんな」



「いや、手伝ってくれてありがと!!バイト頑張って」



「ありがと、じゃあまた月曜日!」



「「バイバ~イ」」