「じゃあ俺は仕事あるから戻るね」



「僕もそろそろ戻らないと…、また夜に来るね」



「はい!」


須藤先生と蒼生先生がいなくなると、果南が


「マジでおめでとう!!」

ギューッと抱きついてきた。


「苦しいよ」


とか言いながらも、私も嬉しくて抱きついた。



「本当に良かったね」



「うん」



「でも彼氏がお医者さんなんて素敵じゃない?」



「そっか!須藤先生お医者さんか…」



「玉の輿じゃん!!」



「そんなんじゃないよ~」