「で、その先生ってどんな顔してんの?」



「カフェに行ってみる?もしかしたらいるかも」



「行きたい!!」



「でも居るか分かんないから、居なくても落ち込まないでよ」



「うん!」


スリッパを履いて果南と一緒に病室を出て、エレベーターに乗ってカフェに向かった。

時間的に居るはず何だけど…


今は16時すぎだからいつもならいる。


「あっ、いた…」



「えっどの人?」


今日は白衣着た医者が多いなぁ…

看護師さんも居るし、なんか患者さんより多い。


「カフェに入ろうか」



「うん」

指差そうにもちょっと分かりづらいから、カフェに入ることにした。