しかも邪魔。

これじゃ動けない。


「山崎先生爆睡しちゃってるね…」



「邪魔だよ…」



「まぁ許してあげなよ。徹夜明けだろうし」



「うん…」



「朝ごはん食べれる?」



「大丈夫だと思う」  



「ご飯そろそろ来ると思うから大人しく…って言っても動けないか」



「そうだね、動けない」



佳純ちゃんが病室からいなくなって、5分位すると朝ごはんが運ばれてきた。


「おはようございます…っ!?」



「あっ、兄です…気にしないでください」



「あぁ、お疲れなんですね。それでは失礼します」


ご飯をテーブルにおいて貰った。

さっきの人も、佳純ちゃんと同じで驚いてたなぁ。