涼介side
「不良校のくせに、綺麗すぎ」
そう呟いた彼女。
とっさに声をかけてしまった。
振り向いた彼女を見て
俺は綺麗と思った。
だが、絶望しきっている
彼女の瞳は少し怖かった。
彼女は俺を怖がりもせず
媚もせず、ただ冷たい態度を貫く。
そして名前を言うこともなく
彼女は校内へ消えていった。
涼介side.end
「不良校のくせに、綺麗すぎ」
そう呟いた彼女。
とっさに声をかけてしまった。
振り向いた彼女を見て
俺は綺麗と思った。
だが、絶望しきっている
彼女の瞳は少し怖かった。
彼女は俺を怖がりもせず
媚もせず、ただ冷たい態度を貫く。
そして名前を言うこともなく
彼女は校内へ消えていった。
涼介side.end

