真「...弱いくせに」

ーバキッ

「ぐは...ッ雨...姫...」

ーガンッ

真「ねぇ、痛いでしょ?痛いよね?
あたしはね、痛くないの。不思議でしょ?」

真「あんたらみたいなクズな族
あたしが潰してやる。名前は?」

「ぐぁッ...教...えね...ぇッ」

真「あんた本気で殺すよ?」

そう言って最後に1発殴ろうとした時...


「真白ちゃん!」

そう、呼ばれた。
私を“真白ちゃん”と呼ぶのはたった1人。

涼介だけ。


そして私の意識は途切れた。