遥「普通ここは俺でしょ」

涼「いや、ここは俺の役目」

瑠「俺や!俺が真白乗せるんや!」

そうです、今
誰の後にあたしを乗せるか
なにやら話し合い?してるらしい。

それを見ていると葵が隣に来て

葵「俺の後、乗る?あっち終わりそうにないし」
と、遥達を指差していう。

真「うん、葵がよければ乗りたいな」

葵「これだよ、俺のバイク」
葵のバイクはまるで空の色のように
青くて綺麗な色だった。

真「綺麗!あたしこのバイク好きかも」

葵「よかった。じゃあ乗れ…る?」

よっこいしょっと。
あ、おばちゃんっぽかったかも。

葵「すごいね」

真「…お兄ちゃんに乗せてもらってたの」

葵「…そうなんだ」

ーヴォンヴォン

そりゃ暴走族のバイクですもの。
うるっさいよね。

葵「遥、涼介、瑠希、お先」


遥「は?!葵!なにしてんの!」

涼「やられた…」

瑠「葵のやつ、やってくれたな!」

なんてことを言ってたのは
あたしたちは知らなかった。