遥side

瑠「なぁ、涼介ー。屋上は俺達のサボり場にしてもええやろ!」

涼「瑠希、サボる暇あったら勉強」

瑠「べ、勉強する暇はないねん!」

そうこう話してる間に屋上についた。

ーガチャ。

「「あ」」

なにやら屋上には先客がいたらしい。

綺麗な顔をした女が空を見ながら
どこか儚げに考え事をしていた。

でも女は

「さようなら」

そういいながら
屋上を出ていこうとするから


遥「待って!」

つい、手を掴んでしまったんだ。