好きを、何度でも

肩までの髪が揺れるたびにドキッとしてしまう


二人だけの教室


たったそれだけのこと。でも…、やっぱり少し嬉しい。

好きとかじゃなくて。
だってこんなモテモテ女子を好きになったって、そんなの虚しいだけ。

それに、奥原さんはきっと、二人きりとかでも僕なんかにあんまり何も思わないんだろうし。