僕、やっぱり奥原さんが好きなんかもしれない。


「目、つぶって」

「え?」

「いいから」

僕は目をぎゅっとつぶる奥原さんの顔に手を伸ばした


「ん?」

「まつ毛付いてた」

「あ、ありがとう」



奥原さんがゆっくりと目を開けようとした


その時に