『午前五時に設定しておいたスマホのアラームを止める。』

この行動から、僕、水上梓の一日は始まる。


炊事場は一階なのに三階に部屋があるため、怠いんだけど階段を降りる。

踏み外したらヤバいwって思うよね。

まぁ今のところそんな喜劇は起こってないから大丈夫なんだけどさww

それに、僕が居なかったらここの家事全般は誰が承る訳?


毎朝、そんな自問自答を繰り返しながら階段を降りてゆくのもまた、日課のひとつ。

取り敢えず台所に着いたらまずは珈琲を淹れる。

僕が飲むやつかって?いやいや、違う違うw

これはそこのテーブルで新聞をむさぼり読んでる、藤間莉宛の為に淹れてあげてるの。

彼、夜型だから、朝ご飯食べたらすぐ寝ちゃうんだよねw