「安藤くん、大丈夫だから!私、ちょっと探しにいってくるよ!」
安藤くんを元気づけようと、精一杯の笑顔をみせる。
「えっ、僕が探すよ!全部僕が悪いんだし…」
「ううん、大丈夫。安藤くん、体力限界でしょ?私、まだ動けるから探してくるよ!そんなに遠くには落ちてないだろうし、行ってくるよ」
「水沢さん…」
正直、紙が見つかるかは分からない。
でもせっかくみんなで回ったスタンプラリーの思い出なんだから、そう簡単に無くしたなんて言いたくなかった。
それに、安藤くんのことだからきっと無いままだったらずっと自分のこと責め続けるだろうし。
せっかくの遠足の思い出を嫌な思い出にしてほしくないから!
「花ちゃん、大丈夫?私も一緒に探すよ?」
「ううん、涼香ちゃんはここで待ってて?私なら一人で平気だから!」
そう言ってグッと親指を立てて見せた。
「安藤くんと涼香ちゃんは、ここで待ってて。あと、山口くんは悪いけど、柊くんにこのこと伝えておいてもらっていい?」
「分かった、伝えておくよ!」
安藤くんを元気づけようと、精一杯の笑顔をみせる。
「えっ、僕が探すよ!全部僕が悪いんだし…」
「ううん、大丈夫。安藤くん、体力限界でしょ?私、まだ動けるから探してくるよ!そんなに遠くには落ちてないだろうし、行ってくるよ」
「水沢さん…」
正直、紙が見つかるかは分からない。
でもせっかくみんなで回ったスタンプラリーの思い出なんだから、そう簡単に無くしたなんて言いたくなかった。
それに、安藤くんのことだからきっと無いままだったらずっと自分のこと責め続けるだろうし。
せっかくの遠足の思い出を嫌な思い出にしてほしくないから!
「花ちゃん、大丈夫?私も一緒に探すよ?」
「ううん、涼香ちゃんはここで待ってて?私なら一人で平気だから!」
そう言ってグッと親指を立てて見せた。
「安藤くんと涼香ちゃんは、ここで待ってて。あと、山口くんは悪いけど、柊くんにこのこと伝えておいてもらっていい?」
「分かった、伝えておくよ!」

