俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】

「…俺、人多いところいたくないから、トイレ行ってるから」

「え!?ちょ、柊くん…!」




もうっなんで勝手に一人行動するのよ~
まぁ、後はスタンプをもらうだけだから、別にいいけど。




「花ちゃん花ちゃんっ!最後のスタンプもらお?」




涼香ちゃんはにこにこと笑いながら、先生のいる場所を指さした。




「そうだね!安藤くん紙出してもらっていい?」




これで長かったスタンプラリーも終わりだっ
後はバーベキューで美味しいお肉を食べるだけ♪




と、思っていた。




「あの…実は…」




すると、真っ青な顔をした安藤くんが口を開いた。