俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】

とりあえず私も作業やるか~
二人でやれば案外早く終わるかもしれないしっ




山積みになっている資料へと手を伸ばし、柊くんが作業をしている机の隣の席に座ろうとした。




すると…




「あのさ」




「ん?」




今まで黙っていた柊くんが口を開いたのだった。




何を言うのだろうかと隣に座る彼へと視線を向けた。