そう言って私は名前の書きだされた黒板を指さした。
「…はっ?え、嘘だろ」
気づいていなかったのか、柊くんは目を開き、少し焦った様子をみせた。
「柊くんが寝てるせいで学級委員に指名されたんだよ。私は、違うけど」
「うっわ…最悪…」
私のほうへ一切視線は向けず、ぼそっと小さな声で呟いていた。
それはこっちのセリフなんですけど?
「とりあえず、今日の放課後先生に呼ばれてるから、ちゃんと来てよね」
「…無理」
「来なかったら、もっと嫌がらせするって先生言ってたから」
「はぁ~…」
わざとらしく大きなため息をつくと、頭をぽりぽりと掻いた。
そして、諦めたのか再び眠る体勢になっていた。
どんだけ眠たいのよっ!
と、思わずツッコミを入れてしまいそうになった。
は~あ…この先思いやられるなぁ~…
私は現実逃避をするように、窓の外に広がる青空に目を移した。
早く学校終わらないかな…
「…はっ?え、嘘だろ」
気づいていなかったのか、柊くんは目を開き、少し焦った様子をみせた。
「柊くんが寝てるせいで学級委員に指名されたんだよ。私は、違うけど」
「うっわ…最悪…」
私のほうへ一切視線は向けず、ぼそっと小さな声で呟いていた。
それはこっちのセリフなんですけど?
「とりあえず、今日の放課後先生に呼ばれてるから、ちゃんと来てよね」
「…無理」
「来なかったら、もっと嫌がらせするって先生言ってたから」
「はぁ~…」
わざとらしく大きなため息をつくと、頭をぽりぽりと掻いた。
そして、諦めたのか再び眠る体勢になっていた。
どんだけ眠たいのよっ!
と、思わずツッコミを入れてしまいそうになった。
は~あ…この先思いやられるなぁ~…
私は現実逃避をするように、窓の外に広がる青空に目を移した。
早く学校終わらないかな…

