俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】

「先生っ私、学級委員は彼とはできません!」




私は大きな声でハッキリと隣で眠る彼を指さしながら言った。




「おいおい、もう喧嘩したのか~?お前ら、仲いいな」




先生は呑気に声をあげて笑っていた。




いやいやいや…喧嘩とかそういう問題じゃないのにっ




「とにかく、水沢の差別発言は聞けませ~ん」




「そんなぁ…」




先生は私の話に耳を傾ける様子が全くなかった。




いくらなんでも先生ひどすぎよ!訴えてやる!