そんなこんなで追いかけっこをしていると、あっという間にこいつの家へとついた。




「送ってくれてありがとね!」




「…ん」




なに家まで送ってんだか…




さっさと帰ろ。




「また明日ね~!」




あいつの声に耳を澄ましながら、来た道を戻って行った。