俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】

仕方ない、起こしてあげよっかな~




そう思い、手を伸ばす寸前で止まった。




そういえば私たち喧嘩したままだった…危ない危ない。




それにまた触ったりでもしたら、もっと怒られそう…




誰かが起こしてくれるよね?




「あ、急がないと」




私は課題をカバンにしまうと急いで教室を出て行った。