それも私と全く同じテンポの足音するのだ。




流石にこれはちょっと怖いかも…




恐怖で後ろへ振り返ることが出来なかった。




よしっこうなったら走って帰ろ!




ストーカーだかなんだか知らないけど、振り切ってやる!




私は傘を片手に全速力で走りだした。




すると、足音も私に続いて走りだしたのだった。




えぇ!?嘘でしょっ
なんで追いかけてくるのよ~!




こうして家の近くまで謎の足音と追いかけっこが続いたのだ。




家の前までたどり着くと、すぐさま上がり玄関の鍵を閉めた。