「ちょ、ちょっと待って!いくらなんでも警察は大袈裟すぎだよ~」




「大袈裟じゃないよ!花ちゃん、ストーカーを甘くみちゃだめだよ!」




いや、そうだけど…
でもまだストーカーって決まったわけじゃないし…




「なにか変わったことがあったらすぐ言ってね!それに、一人で帰るのは絶対禁止!だめだよ?」




「…気をつけます」




たかが視線ごときで少し大袈裟すぎなんじゃ…?と思っていた。




でも、涼香ちゃんがそれだけ私のことを真剣に心配してくれているんだと思うと、少し嬉しかった。




「それじゃ私そろそろ席戻るね」




涼香ちゃんは私の机を離れた。