「そういえば、あれからどう?ストーカー」




「だーかーら!ストーカーじゃないって!特に変なことも起きてないし」




「でも、まだ視線は感じるんだよね?」




「ま、まぁ…」




涼香ちゃんが前に言っていたようなことは何も起きてはいないが、ほぼ毎日のように視線は感じていた。




昨日だって帰り道は誰かに後をつけられているような感覚がしていた。




勘違いだって、気のせいだって思ってたけど…流石にこれだけ感じると、ね?




「花ちゃん、やっぱ私心配だよ。警察いこ?」




そう言って涼香ちゃんは本当に心配そうにしていた。