俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】

そういえば、私…崖から落ちたんだっけ。




あれっでもどうして私はここに…?




「涼香ちゃん…どうして、私はここに?」

「あっそれはね、実は「水沢さん!大丈夫!?」




そこに慌てて北川先生と担任の先生がやってきた。




「崖から落ちたんですって?これくらいの怪我で済んだならいいほうよ」

「ははっ…すみません…」




ほんと自分ドジなことしちゃった…
みんなにも一杯迷惑かけちゃったみたいだし。




「なんか、このたびはお騒がせしてすみませんでした…」




「ばかっ花ちゃん!謝るのは私たちのほうだよ…私たちも一緒に探しに行ってれば、こんなことにはならなかったのに…ほんと、ごめんね」




「水沢さん…ほんとにごめん。僕なんかが紙を無くしたせいで…」




「僕も…一緒に探しにいけばよかったのに…ごめん」




「みんな…」