俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】

◇◆◇◆




「ん…っ…」




「花ちゃん!?先生!花ちゃんが、目覚ましたよ!」




ここは…

それに、涼香ちゃん?泣いてる?




「いたっ…」




体を動かそうとすると鈍い痛みが走った。




「花ちゃんっ大丈夫?体動かさないで?酷い怪我だよ!」




涼香ちゃんにそう言われ、自分の体を見てみると酷い有様だった。




体のいたるところに絆創膏やら、包帯が巻かれており、右足は湿布と包帯が巻かれてあった。