涙色 ~先生に恋した高校生~



西村 小晴 (コハル)

体は小さいけれど、
太陽のように眩しかったので
私たちはそう名付けた。

そして、私は小晴を養子に出すことに決めた。

奈津子さんたちとも相談をして、出した答えだ。



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そして私は高校生になった。

奈津子さんが家庭教師をつけてくれたおかげで、
学校に通い出してからも授業について行くことが出来たし、
テストでも高得点が取れた。

そして、受験にも成功し、無事卒業することが出来たのだ。