帰って夕食の準備を手伝いながら奈津子さんと良孝さんの帰りを待つ。
「梨心ちゃん最近学校どうなの~?」
「んー、まあまあってところかなぁ...」
「楽しんでるの?あっ、そういえば、テストあったんじゃない??」
奈津子さんは食器を洗いながらそう言った。
「私的にはあんまり...ってとこだったんだけど、学年で2位だったよ、ビックリ。」
すると奈津子さんは驚いた表情をして
「凄いじゃない!!私嬉しいわっ♪♪」
そんな風に言ってくれた。
「あたしね、梨心ちゃんが頑張ってる姿を見るのが好きなの。テスト、頑張ったから今度ケーキ買ってくるわねっ♪♪」
「やった!ありがとう♪」
「まっ、あたしが食べたいだけなんだけどね~♪♪」
でも、嬉しい。
本当に、自分の娘のように喜んでくれる奈津子さんのことが大好き。
良孝さんが帰宅して、夕食を食べ終え
お風呂に入ってベッドにダイブ。
今日も1日、楽しかった。
────お母さん
新しいお友達、出来たよっ。
雪ちゃんと、翠ちゃん。
絢人はちょっと...ムッとしてたけど
ちゃんと友達になってくれるって信じてる────────
私はそのまま眠りについた。
