考え疲れであたしは、もう今日は寝よ。
と思っていたら、メールが来た。

誰だろ?なんて思いながら開けると、
樹先生からだった。

俺も逢いたい。

あたしの顔は、林檎みたいに赤くなった。

初めてメールくれた。
そのことが、どんなに些細なメールだとしても
嬉しくて仕方がなかった。

そして、

『おやすみなさい』

と、メールを送って、

あたしは、目を閉じた。



次の日あたしは、電話の音で目が覚めた。
まだ、眠気が微妙なあたしは、
誰かわからず、携帯をとった。

『もしもし、』

【おはよー、あすか。ふふ眠そうだね。】

『へっ、樹先生。おはようございます。』

【ふふ、おはよ、どう、俺のモーニングコールは?】

『あ、あのビックリしたけど、
嬉しかったです』

【よかった。 じゃー俺仕事だから】

『はい、気をつけてくださいね。
いってらっしゃい』

【行ってきます】



あ〜ビックリしたー!!
先生と朝から電話しちゃった。

それも、モーニングコールだってー!
ふふ、嬉しい!

おかげで目が覚めたな。
今日は、なにしよっかな。

ほんとに、暇だな。
先生に逢いたいな。