ガチャ…ーー


あぁ~


ムカつく…


バンっ!!


『お~い。保健室は静かに…って、有間かぁ…』


『…。』


保健室のドアを乱暴に閉めた俺は、なんとも暢気に俺の名を呼ぶ関谷を無視しながら、ズカズカとベッドへと足を進めていた。


『お~い。無視んなぁ~。』


そして、ペンを握ったまま椅子をクルっと回転させた関谷をキッと睨みつけると、


チッ…


うっせぇなぁ…


シャッ!!


勢いよくカーテンを閉めた。