ダントツ!!16番人気の翔馬くん extraステージ

『ん?』


うわ!!


ズイっと顔を近づけてきた関谷から、俺はプイっと顔を背けた。


『コラっ!!有間っ!!』


『うっ!!』


そして俺の顔を両手で挟み、強制的に正面を向かせた関谷は、じーっと俺の顔を凝視してきた。


『ちっ…近い…』


『黙ってろ!!』


『嫌だ…』


『はぁ…』


なんだ?


突然、俺の顔を自由にした関谷は大きなため息をついた。


そして頭を抱えながら首を左右に振るとチラっと俺を見た。