あぁ~面倒くさい…


ダンっと机に手をつきながら立ち上がると、俺は頭をガシガシと掻いた。


『先生…』


『あっ?あぁ…なんだ?』


ったく、ボケっとしてんじゃねぇよ。


そして先生までもキッと睨みつけると、


『俺…気分が悪いんで保健室行ってきます。』


先生の返事を聞くことなく、スタスタと教室を出て行った。