弘毅がドアを開けると同時にクラッカーの音が響く。



「お前ら…」








「弘毅!!誕生日おめでとう♪」


みんなで声を合わせて言った、その正体は…




「優、海斗、葵、健二、絵梨…



梓…」






「弘毅、おめでとう♪」

弘毅は目を丸くして、あたしを見る。




「てか俺…今日?」


やっぱ自分の誕生日忘れたんだ…





とっくの前に起きてた愛美を、弘毅に渡した。