「大丈夫、大丈夫。怖くないからね?」

穏やかな表情でゆっくり諭すように私を包み込みながらそっと太ももに手をかける。

それでもなお抵抗してしまう私の足を一気に広げ間に陣どる。

「痛いことはしないから安心して?」 
そう優しく微笑むと彼の顔が下に下がるのが見える。

「やっ!そんなことしてくれなくて良いから!」

彼のしようとしてることが分かって必死に抵抗するけど敵うはずもない。

「大丈夫だよ、痛くないから」
彼が不思議そうに答える。

「そ、そうじゃなくて、本当にそんな事してくれなくて良いから。私ばっかり気持ち良くなってしてもらってばっかりで。もぅ、大丈夫だから!痛くても平気だから!」

こんなことしてもらうなんて申し訳なささすぎる。彼にとにかくこの行為をやめさせたくて必死に話す。

「却下。寝なさい。」