あの日から先輩は保健室には来なくなって
あまり話せなくなっていた
好きって言ったからって
恋が終わったからって
好きがなくなるわけじゃなくて
どう接したらいいのか
わからなかった。
「りんごー!!」
「先輩?」
また木の上にいる。
「おーい」
ゴンッ
「いてっ」
「先輩?!?」
木の上から落ちた…
「大丈夫??!?ケガは!?」
「これくらい大丈夫。痛くない
けど、
今、すげーかっこわりーから
見なかったことに…」
恥ずかしいの…?
「ふっふふ、あはははは(笑)
依吹先輩が恥ずかしがるの
初めて見たなー」
「ありがとう…
俺、ここ1週間忙しくて
保健室行けなかったんだ。」
「そしたら林檎、廊下ですれ違っても
話しかけてくれないし。
すげー自分勝手だけど
話せなくて寂しかったんだ。
だから、すっごい嬉しい」
よかった、依吹先輩は
依吹先輩のままだ
なにかしたからって
なにか変わるわけでもないんだ。
あまり話せなくなっていた
好きって言ったからって
恋が終わったからって
好きがなくなるわけじゃなくて
どう接したらいいのか
わからなかった。
「りんごー!!」
「先輩?」
また木の上にいる。
「おーい」
ゴンッ
「いてっ」
「先輩?!?」
木の上から落ちた…
「大丈夫??!?ケガは!?」
「これくらい大丈夫。痛くない
けど、
今、すげーかっこわりーから
見なかったことに…」
恥ずかしいの…?
「ふっふふ、あはははは(笑)
依吹先輩が恥ずかしがるの
初めて見たなー」
「ありがとう…
俺、ここ1週間忙しくて
保健室行けなかったんだ。」
「そしたら林檎、廊下ですれ違っても
話しかけてくれないし。
すげー自分勝手だけど
話せなくて寂しかったんだ。
だから、すっごい嬉しい」
よかった、依吹先輩は
依吹先輩のままだ
なにかしたからって
なにか変わるわけでもないんだ。

