「先生?」
「ん?」
保健室の先生とは結構仲良くなったと思う。
保健室先生にはなんでも話せる。
「こう、なんだろう…
モヤモヤしたりほかの人と
話してるのを見ただけで嫌で、
たまに泣いちゃいそうになったり
するのはなんでだと思いますか?」
「ああ、いいね。青春だね
私もそんな頃があったわ」
「なんでですか?」
「それってつまり
『恋』ってやつでしょう?」
「恋…」
嘘でしょう?
先輩に『恋』?
「さてはもしかしてあのボーイか?」
「ちょっ、なんでわかるんですか?!」
「いつも一緒にいるのはあの子だからかな」
「そんなわかりやすいですかね?」
「多分ね」
そっか…バレてたりするのかな?
先輩__
私はつい教室で寝てしまった。
「君。起きなさい。」
「痛いれふ、やめてくらはい」
頬をつままれた。
「仕方ないだろう」
「あれ?今時間は?!」
「18時30分だ、ずいぶん下校が遅いようだな」
そんなに寝てたかな?
「丁度いい、僕の頼みを聞いてくれないか?」
「なんですか?」
「今から見回りをするのだが一緒に回ってくれないか?」
「な、なんでですか?」
「その…こういう所は苦手なんだ」
暗いところが怖いの?
「ふふっ」
「何がおかしい?」
「可愛いなと思っちゃって、いいですよ」
不思議な人だ。
怒られると思ったら…
でもよかった。
「あっ」バンッ「痛っー」
「大丈夫か?暗いから見えないな」
「はい、ありがとうございます」
「…」「腕に捕まってくれ。危ない。」
「は、はい」
優しい人だ
こういうのってカレカノぽいかも。
なんだかんだで校舎一周して
「ありがとう」
「全然です」
「家まで送ってく」
「大丈夫です!迷惑かけちゃ行けません!」
「君はバカなのか?
このまま帰して君にもしものことがあったらそれこそ迷惑だ」
「そうですか?わかりました」
この人なりの優しさなのか。
でも嬉しい。
私は知らなかった。
1つの恋心がまた動き出していたことに。
「ん?」
保健室の先生とは結構仲良くなったと思う。
保健室先生にはなんでも話せる。
「こう、なんだろう…
モヤモヤしたりほかの人と
話してるのを見ただけで嫌で、
たまに泣いちゃいそうになったり
するのはなんでだと思いますか?」
「ああ、いいね。青春だね
私もそんな頃があったわ」
「なんでですか?」
「それってつまり
『恋』ってやつでしょう?」
「恋…」
嘘でしょう?
先輩に『恋』?
「さてはもしかしてあのボーイか?」
「ちょっ、なんでわかるんですか?!」
「いつも一緒にいるのはあの子だからかな」
「そんなわかりやすいですかね?」
「多分ね」
そっか…バレてたりするのかな?
先輩__
私はつい教室で寝てしまった。
「君。起きなさい。」
「痛いれふ、やめてくらはい」
頬をつままれた。
「仕方ないだろう」
「あれ?今時間は?!」
「18時30分だ、ずいぶん下校が遅いようだな」
そんなに寝てたかな?
「丁度いい、僕の頼みを聞いてくれないか?」
「なんですか?」
「今から見回りをするのだが一緒に回ってくれないか?」
「な、なんでですか?」
「その…こういう所は苦手なんだ」
暗いところが怖いの?
「ふふっ」
「何がおかしい?」
「可愛いなと思っちゃって、いいですよ」
不思議な人だ。
怒られると思ったら…
でもよかった。
「あっ」バンッ「痛っー」
「大丈夫か?暗いから見えないな」
「はい、ありがとうございます」
「…」「腕に捕まってくれ。危ない。」
「は、はい」
優しい人だ
こういうのってカレカノぽいかも。
なんだかんだで校舎一周して
「ありがとう」
「全然です」
「家まで送ってく」
「大丈夫です!迷惑かけちゃ行けません!」
「君はバカなのか?
このまま帰して君にもしものことがあったらそれこそ迷惑だ」
「そうですか?わかりました」
この人なりの優しさなのか。
でも嬉しい。
私は知らなかった。
1つの恋心がまた動き出していたことに。

