「そんなことってお前な…」 「大丈夫だよ」 「…なにが?」 だって… 「お昼休みは急いで食べなくちゃいけないから短くなっちゃうかもしれないけど、一緒にはいられるし、放課後帰れない分は朝一緒に登校すればいいでしょ?」 問題なんてちょっと工夫すれば解決できることだってある。 夏樹はふっと笑って 「そうだな。放課後なんてもしかしたら俺の部活の終わる時間と被るかもしれないし」