シンデレラに憧れて


実は本当の話をすれば
もうひとつ
講師を頼まれていた。

受付の同僚と一緒に
【男をその気にさせる上級テク】って内容。

これはもっと希望者が多くて
嬉しい悲鳴を主催した中西さんが上げていた。

弘樹には言えない。

「応援するからね」

「うん」

ありがとう。私のプリンス。

「またストレスたまって、シンゴジラになりたい時は協力するから」

「ありがとう」

だから
シンデレラだって。

そんなツッコミを飲み込み
私は彼の頬にキスをする。

私だけのプリンス。


いつまでもずっと

幸せに暮らそうね。




    【完】