「どこまで付いてくるのですか?」
少し怒り気味に聞かれて俺はエヘヘと笑った
すると自室に入り扉を閉められた
「音乃〜
何、怒ってんの?」
そう聞くと成津谷が
「まぁ、裕司様の事は覚えてないですしね〜
てか、フツーに裕司は影薄いし」
と、さっきまでとは口調を変えて話してきた
成津谷と俺は近所のダチみたいな関係で音乃がいない所ではタメで話す
「マジ、仲良くしてほしーんだけどなー?」
なんて困っていると成津谷は笑いながら
「無理だね
なんでか分かんないけど相当嫌われてるじゃん」
と眠そうに言い俺を客室へと案内していた
「ここでゆっくりしてなよ
疲れたでしょ?
あんまり無理しないようにして
旦那様に俺が怒られるんだから」
そう言われて笑顔で俺は頷き少し眠ることにした"

