"何日も経ったある日だった...



1日も欠かさずに裕司は家に来て私と遊んで遅くなって帰る日々が続いた



今日も来ていた...



けど.........



「成津谷、」



「はい。
なんでしょうか?」



横にいる成津谷は手を胸元に当てて少し頭を下げてかしこまりながら返事をした



私は成津谷の方を見るのではなく前を真っ直ぐに冷たい目で見ていた



「ねぇ、ちょっと!」



勇気を出して手を伸ばしてソファで寝ている裕司を揺さぶった

すると成津谷がその腕を止めた



「申し訳ありません
本来ならは私から触れるのはいけないことですけど
裕司様を揺らすのはお止めしなければなので
仕方なく触れさせていただきますね




なんて言って腕を掴んで少し遠くに運ばれた



「ちょっと!
別に触れるのは大丈夫だけど、なんで裕司を起こしちゃいけないのよ!
毎回、寝てるのを起こすなって意味わかんない!

成津谷は私の世話係なんだから私のすることにいちいちケチつけないでよ!
なんでいつもいつも!
裕司ばっかり庇うの?!」